私たちニッコー株式会社は、地域・社会とともに歩み、環境にやさしい企業をめざして
ISO14001を基本とした環境マネジメントシステムを構築し、
「復興支援」「環境保全」「文化」「社会福祉」の領域において活動しています。
CSR活動
当社は関連会社である三谷産業株式会社とともに、被災地の支援活動として仮設住宅の戸別訪問・当社製食器をご提供しています。地震や豪雨、台風等による被害の復興支援として被災した方々に食器をお渡しした後、青空市を実施してまいりました。今後も継続的に被災地の支援活動を実施し、被災した方々の手助けになりたいと考えています。 ※直近5年間の活動を掲載しています。
2020~2022 各地(訪問不可による郵送:新型コロナウイルス関連)
新型コロナウイルスの影響により、災害の起こった被災へ赴くことが厳しく、従来のような現地訪問での個別訪問にて食器お渡しや青空市(食器のつかみ取り)を実施することはできない状況となりました。2021年7月の伊豆山土石流災害により、被害を受けられました約110世帯の方々など、各地域における行政の支援のもと、申込書にて被災した方に食器の無償贈呈を実施しました。2021年7月の活動では静岡県熱海市の対象約110世帯のうち、102世帯からの希望を頂き、食器を郵送させていただきました。直接現地へ赴くことができないため、被災地の様子はニュースや現地担当者さまの声を聞くことでしか情報が得られない中での活動となっていますが、この活動を通じて1人でも多くの被災者へ心の拠り所の1つになることができればと思い、引き続き活動を行っていく予定です。
2019.12.6-7 長野県
長野県長野市の仮設団地等にて青空市を催しました。2019年10月中旬に台風19号の接近にて北日本から東日本の太平洋側を中心に記録的な大雨と大雨に伴う河川の決壊が発生しました。今回の訪問では災害発生から約2ヶ月経過した12月上旬でもいたるところでまだボランティアによる原状復帰が行われている最中でした。冠水被害にて自宅の2階で生活されていることもあり、115戸の仮設住宅が長野市内4カ所で建設されましたが実際に生活されている方は約60世帯でした。本格的に仮設住宅が完成したばかりで、鍵だけをもらってまだ入居できていない世帯や訪問時に被災した自宅の清掃で留守にされている方もいらっしゃる状況でした。仮設住宅に入居されている方々はご年配の方が多く、今回の戸別に食器をお渡ししたところ涙ぐんで喜んでいただいた方もいらっしゃいました。今回初参加した陶磁器製造の社員も自分たちが製造した商品がとても喜ばれる姿を直接見ることができ、貴重な体験となりました。
2019.10.18-19 岡山県
岡山県総社市、倉敷市の公民館・仮設団地等にて青空市を催しました。2018年7月上旬に台風7号の接近や梅雨前線の停滞により、西日本や東海地方を中心に非常に広範囲で記録的な大雨と大雨に伴う河川の決壊が発生しました。今回の青空市では仮設入居者の方々が多く集まられ、ほどんどの会場では開始5から10分も経たないうちに全ての食器がなくなるほど盛況でした。会場では「昨年の食器がとても良かったので、もっと欲しくなったので来ました」という声をたくさん聞くことができました。2018年10月に一度被災地を訪れて食器セットの贈呈や青空市を催しましたが、贈呈させていただいたプレートやどんぶりのセットのことをよく覚えていただいており、災害から1年3ヶ月が経過から被害の大きかった真備地区では本格的に復興が進み、新しい住宅が街のいたるところで建設中でした。しかし、高齢者を中心とした仮設住宅入居者は新しく自宅を建設することができず、多くの方々が仮設住宅に住まわれ今後を心配されていました。いまだに復興途中の大規模な被災地を実際に見たこと、被災された方々と直接体験談を聞けたこと等多くのことを経験した活動となりました。
2019.5.23-25 北海道
北海道勇払郡むかわ町・厚真町・安平町にて仮説団地、ボランティアセンター等の250世帯へ食器セットの贈呈や青空市を催しました。2018年9月北海道胆振中東部を震源とした震度7の地震が発生しました。今回の青空市では多くの仮設団地で入居している方の中で、田植えの時期と重なり参加いただけなかった方も多くいらっしゃいました。小規模開催ではありましたが会場に来られた多くの方は柄物を中心に沢山の食器をお持ち帰りいただき、今回参加いただけなかった方々へはボランティアセンターや各施設の談話室に残りの食器を保管いただき、後日お渡しいただきました。2018年11月に一度被災地を訪れての食器セットの贈呈や青空市を催しましたが、いまだに復興途中の大規模な被災地を実際に見たこと、被災された方々と直接体験談を聞けたこと等多くのことを経験した活動となりました。
2018.11.21-23 北海道
北海道勇払郡むかわ町・厚真町・安平町にて仮説団地、ボランティアセンター等の130戸へ食器セットの贈呈や青空市を催しました。2018年9月北海道胆振中東部を震源とした震度7の地震が発生しました。今回の訪問では地震発生から約2ヶ月経過した11月上旬から本格的に仮設住宅が完成し、多くの方々が入居されておられました。農家の方が多く冬場であったこともあり留守にされている方が比較的少ない状況での訪問で、多くの被災された方々に手渡しすることができました。今回は特に自宅に招き入れていただくケースが多く、被災された方との交流を深めることができました。入居している方は70歳以上のお年寄りの方々が中心で、家が半壊・全壊しているために生活財は使い物にならなくなってしまい、今回の食器はとても喜んで頂きました。食器は間に合わせの紙コップや100円ショップの食器で済ませている方が多く、当社の本物の食器は大いに喜ばれ「 遠路はるばるありがとうございます」とお礼の言葉を今回もたくさんいただきました。
2018.10.26-27 岡山県
岡山県総社市、倉敷市にて公民館・仮設団地等の342戸へ食器セットの贈呈や青空市を催しました。2018年7月上旬に台風7号の接近や梅雨前線の停滞により、西日本や東海地方を中心に非常に広範囲で記録的な大雨と大雨に伴う河川の決壊が発生しました。今回の訪問では災害発生から約3ヶ月経過した10月上旬から本格的に仮設住宅が完成したばかりで、鍵だけをもらってまだ入居できていない世帯や訪問時に被災した自宅の清掃で留守にされている方もいらっしゃる状況でした。農家の方が多く冬場であったこともあり留守にされている方が比較的に少ない状況での訪問で、多くの被災された方々に手渡しすることができました。今回は特に自宅に招き入れていただくケースが多く、被災された方との交流を深めることができました。入居している方は70歳以上のお年寄りの方々が中心で家の2階まで浸水により生活財は使い物にならなくなってしまい、今回の食器はとても喜んでいただきました。